斜視の手術をすることに決めたのですが、
医師から出来れば両目一気に手術した方がいいとアドバスされました。
でも
24時間眼帯をしなくてはならないので、全く見えない状況になると聞いて、ただでさえ不安な手術の中 難聴があるのに視覚を奪われたらパニックになってしまうと思いました。
医師に手術は片目でお願いしました。
術後また斜視が出てくるようなら、もう片目も手術できるということでしたので、今回は右目(より斜視が強い方)を手術することになりました。
人工内耳の時の手術とは違い もう小学2年生
理解力も上がって、手術をどう説明したらいいのか迷いました。
人工内耳の手術以来手術をとても恐れているようでしたし、目の手術は余計に怖いのでは…😢と心配でした。
まず、本人に斜視の手術(絵や身ぶりを使って説明)をすることになったと報告すると、案の定「嫌!😭」と拒否
その後も少しずつ 「手術やる?」とジョブ
「ママも一緒にいるよ」「寝てるうちに終わるよ」と安心アピール
そして 入院する時大好きなDVDプレイヤー買おうね☺とアゲる(家電好き)
さらに DSの好きなソフト買ってあげるよ
とアゲると…
少しずつ やってもいいかな…と心が溶け始め
手術に漕ぎ着けました。👍
入院すると、手術室の看護師や医師が全身麻酔の説明に来てくれました。
麻酔の吸い方など具体物を使いながら説明してくれました。
手術室の前まで実際行って、「ここでお母さんと別れるんだよ」と説明してくれたり、
本人が見通しを持てるように関わってくれました。
おかげ様で、手術当日も落ち着いて、歩いて看護師さんと手術室に入ることがてきました。
その姿は本当に感動しました。
術後は嘔気や目の痛みが辛く、症状をやわらげる薬を使ったりしながら頑張りました。
何度も家に帰りたいと涙を流しながらも
目薬や眼軟膏もちゃんとつけて、夜は勉強もした
りして本当に頑張りました
病院は親の付き添いは基本いらないのですが、
難聴➕自閉症というダブルコミュニケーション障害のある息子に対しては付き添いが必要だと私も病院側も思いました。
個室を用意してもらい(無料でした)食事の時間以外は付き添いました。
気になるのは家にいる年長の次男でしたが、いつもと変わらずママも恋しがらずにやってるとのこと…安心と同時になんだか寂しくなりました
10日間くらいの入院も無事終わり、帰宅
次男を幼稚園に迎えに行くと、なんだかよそよそしい…
「ママはどうせまた行っちゃうんでしょ」と
「ママはもう帰ってきたから行かないよ」というとうわーん😭と堰をきったように大泣きして抱きついてきました。しばらく泣いた後
「お兄ちゃんは大丈夫なの?目は…目はどうなっちゃったの?」
と聞くので、今の状況を説明すると
「かわいそうー😭」
とこれまた大号泣
そしてしばらく泣いて泣いてすると落ち着いて兄と久しぶりの対面をしました。
あー 次男なりに寂しさや不安を我慢していたんだなと思いました。
その後、沢山抱きしめてわがままを聞いてあげました。
いろいろと大変でしたが、現在は眼鏡をかければ斜視になることはなく、眼鏡アリでの視力は0.8位です。もう片方の手術も今のところ必要なさそうです。
朝起きてくると人工内耳よりも一番先に眼鏡を着けます。眼鏡はなくてはならないものになって、イケメンは保たれています(親バカ😅)
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